文芸漫談  世田谷スペシャル! 大岡昇平「野火」
文学をテーマに、メディア界の異才いとうせいこうさんと芥川賞作家の奥泉光さんが読み解く、面白くてためになる漫才形式のトークショー――タウンホール主催の第1回は世田谷区にゆかりのある作家ということで大岡昇平『野火』を取り上げます。
日本の敗色が色濃くなったレイテ島を彷徨う極限状態の日本兵を描いたこの重く暗いテーマを、お二人がどう料理するかが聴きどころです。
【詳細情報】
出演者 いとうせいこう(作家、クリエーター) 奥泉 光(作家)
日 時

2月24日(土) 18時30分開場 19時開演

場 所 北沢タウンホール
入場料 2,000円(全席自由席)
申込み 北沢タウンホール事務室 tel 03-5478-8006 fax 03-5478-8007 K・企画  tel 03-3419-6318
館長後記

タウンホール事務室主催の第1回イベントです。
開演前のお二人の打ち合わせを拝見しました。奥泉さんが進行プロットを考えてこられて、いとうさんに説明、いとうさんはときどき質問を交えながらも、あっという間に終了。
本当にこれで本番ができるのか不安になったのですが、幕が開くとそんな心配は吹き飛んでしまうくらいにおもしろいのです。やはり天才は違う、それが偽らざる感想です。

客席が大いに笑ったのは「世田谷区で一番有名な作家はだれ?」という奥泉さんからのクイズ(?)でした。皆さんは誰だと思いますか?
答えは「サザエさん一家のお隣に住む伊佐坂先生」だそうです。そう、よく波平さんと碁を打っているあの伊佐坂先生です。たしかに日本一有名かもしれません。さらに、
「伊佐坂先生って官能小説家だって知ってた?」と追い討ちをかける奥泉さん。
「まあ渡辺淳一先生みたいな作家なんですね」
それからしばらくは伊佐坂先生と渡辺先生の話題で場内は爆笑の渦、いつの間にか二人の世界に惹き込まれていきました。

ともあれ百聞は一見に如かず、これから開催される文芸漫談にぜひ一度ご来場いただき確めてみてください。